事業内容

ミッション
繊彩を編みこむ職人技で「豊かなもの造り」を提供し続けます。

繊維産業がコスト優先のために海外へ生産拠点を移していく中、一貫して日本国内でのもの造りに、こだわり続けてきました。しかし、その環境は本当に厳しい状況が続いています。縫製業などの製品を作り上げていく工程、さらにもっと川上では、編み立て工場、染色工場の相次ぐ廃業。国内でもの造りをしたくても、その工程を受け持つ現場の崩壊、従事する人たちの高齢化、承継問題。

国内の人口減少が始まった今こそ私たちは、もう一度もの造りについて深く考える岐路に立たされていると思います。それは我々製造する側はもちろんですが消費する立場としてでもです。ただ国内の産業を守るというナショナリズムだけでなく、そのことが結果的に私たちの周りのものすべてを豊かにするという気持ち。

大量に安いものを造り、その場その場で消費し廃棄していく繰り返しのサイクル。21世紀をむかえ環境世紀とも言うべきこの時代には、もうそのサイクルは必要ないのです。特に日本は様々な分野において自給率が低い中、ただただ外からものを流し込んでいくだけでは、いずれこの国のもの造りという最も世界に通用するアイデンティティーが消滅してしまうことになりかねません。

そこで私たちは、考え続けています。いくらこだわりのもの造りを続けても、それを理解し購買していただけるお客様がいなければ経済として成り立ちません。この「理解」という部分を”豊か”という言葉で表現できるのではないか?豊かとは収入だけでなく、もの造りに対する知識や思いの共有。消費続けてきた我々先進国の人間は、今この時代にこそ、この心に立ち戻るはずだと。「豊かなもの造り」が「豊かな消費者」とともに共存する社会。これこそが新たなビジネスモデルになります。私たちは、この社会に付加価値と感動を提供し続けるプロフェッショナル集団であり続けたいと強く思っています。